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【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり(終)ショパン・コンクール私見」(ぶらあぼ 2015年12月号)

第17回ショパン・コンクールも韓国のチョ・ソンジンの優勝で幕を閉じた。 日本からは小林愛実がファイナリストとなり、入賞は逃したものの10年ぶりの快挙だった。 優勝したチョ・ソンジンは王道を行く選曲で、全ラウンドを通じて完…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第13回 アンリ・バルダ」(音遊人 2015年冬号)

一九四一年、アルゲリッチと同年生まれのフランス人ピアニスト、アンリ・バルダのことは拙書『神秘のピアニスト』(白水社)の中で書いた。 エジプトのカイロに生まれ、レシェティツキ門下のティエガーマンという先生に師事した。ティエ…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第14回 “神秘のピアニスト”の来日公演」(ぶらあぼ 2015年11月号)

ピアノ弾きとモノ書きを兼ねていると、ときどき滑稽な事態に陥る。 その昔、二期会が上演するドビュッシーのオペラ《ペレアスとメリザンド》のプログラムに執筆したことがある。編集人は、今は二期会21で敏腕マネージャーとして活躍し…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第13回 大田黒元雄の「ピアノの夕べ」のこと」(ぶらあぼ 2015年10月号)

大田黒元雄(おおたぐろ・もとお)(1893〜1979)の名をきいたことのある人は、よほどの音楽通だろう。 日本の音楽評論の草分けだが、戦後はNHKラジオ『話の泉』に出演したぐらいで、東京都杉並区荻窪の広大な邸宅(現大田黒…

「3つのアラベスク—宮城道雄とドビュッシーをめぐる随筆 第二回 ジャンルを越えて」(宮城会会報223号 2015年9月)

「フランス印象派音楽と近代日本」という副題をもつ佐野仁美『ドビュッシーに魅せられた日本人』(昭和堂)は、明治以降の洋楽黎明期におけるフランス音楽受容を扱ったすぐれた評論である。 永井荷風、上田敏など文学者によるフランス音…

【連載】「ヴィンテージ・ピアニストの魅力 第12回 エリソ・ヴィルサラーゼ」(音遊人 2015年秋号)

グルジアのトビリシ生まれの黒髪のピアニスト、エリソ・ヴィルサラーゼのことは、ます教育者として知った。第十五回チャイコフスキー・コンクール。予備予選から聴きにいき、好ましいと思ったコンテスタントがみなヴィルサラーゼ門下だっ…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第12回 ヴェヴェイで何が起こったか?」(ぶらあぼ 2015年9月号)

フランス留学時代、レマン湖のほとりの町ヴェヴェイで開催された夏期講習会に参加したことがある。 宿泊したのは、土地の名士の広大な邸宅。伯爵だか侯爵だか、由緒正しい貴族の家柄らしく、壁にはい かめしい紋章の数々が飾られている…

【インタビュー】「青柳いづみこ(ピアノ)&高橋悠治(ピアノ) ドビュッシーのエチュードの”新しさ”とは」(ぶらあぼ2015年8月号)

2018年の没後100年に向けて昨年からカウントダウンを始めた青柳いづみこのドビュッシー・シリーズ。毎年、公演する年の100年前にフォーカスするのが特徴で、今年は1915年。ドビュッシーとショパンを組み合わせたのが興味深…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第11回 チャイコフスキー・コンクールに想う」(ぶらあぼ 2015年8月号)

第15回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門は、27歳のロシア人、ドミトリー・マスレエフの優勝で幕を閉じた。 今年はショパン・コンクールの予備予選を聴きに行ったのだが、正直、びっくりするほど一部ロシア人ピアニストの…

【連載】「青柳いづみこの指先でおしゃべり 第10回 杉本秀太郎さんの思い出」(ぶらあぼ 2015年7月号)

5月28日、若者たちが連日熱演をくりひろげている「ショパン・フェスティバル2015in表参道」の会場をそっと抜けて新幹線に乗り、京都に赴いた。フランス文学者の杉本秀太郎(ひでたろう)先生の通夜・告別式に出席するためである…

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