【書評】「六本指のゴルトベルク」毎日新聞 2009年4月8日夕刊 評・梅津時比古

楽屋ばなし:青柳いづみこ 音楽と文学を評した本出版

ピアニストで文筆家の青柳いづみこが雑誌連載をまとめて「六本指のゴルトベルク」というユニークな題の本を出した。

トマス・ハリスの小説「羊たちの沈黙」の登場人物、レクター博士は6本指で、彼がグレン・グールドの弾くバッハ「ゴルトベルク変奏曲」を熱愛していたという筋立てから題を取った。クラシックなどが登場する純文学やミステリー約30作を取り上げ、音楽と文学双方への愛情あふれる独自の評を施している。

「音楽のことが書かれている文学は多いのに、書評などを見ても、聴きどころがつかまれていないことが多い。こんなによく書いてありますよ、と紹介したかった」
 
行間に青柳の演奏論がちりばめられているのが魅力だ。

「音楽家の大変さ、実情も知ってほしいと思って。たとえばフィギュアスケートなら、失敗してもすぐ解説されて、その理由が分かる。ピアノの演奏についてもそうなれば、もっと皆が親しみを抱けるでしょう」

六本指のゴルトベルク(単行本)
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